Hawk Ai
身分証・顔・端末を検証したうえで、その人物が実在するかをネット上の足跡から確かめます。書類は「誰か」を示し、足跡は「それが本当か」を示す。ひとつの流れ、ひとつのAPIで完結します。
Hawk Ai でできること
- 身分証の撮影から真贋判定、MRZ・ICチップの読み取りまでを自動で行います。
- 自撮りと身分証の顔を照合し、ディープフェイクや写真のなりすましを検知します。
- 氏名・メール・電話・ハンドルから40以上のネットワークの公開プロフィールを特定します。
- 申告された勤務先や居住地と、プロフィール上の情報の食い違いを指摘します。
- 端末・IP・VPN・入力の癖から、その申込が普通の利用者のものかを判定します。
- 制裁リスト・PEPリストとの照合を同じ流れの中で実行します。
書類は「誰か」を示し、足跡は「それが本当か」を示します。
偽造されたパスポートがOCRを通過することはあります。精度の低いライブネス判定を通過することもあります。しかし、実在する人物には何年もかけて公開されてきた痕跡が残ります。合成された身分に用意できるのは、昨日作られたアカウントと、どこかで拾ってきた顔写真だけです。Hawk Ai は、その差を見ています。
対象となるのは、口座開設で本人確認が義務づけられる金融機関やフィンテック、暗号資産の取引所、そして見知らぬ相手をプラットフォームに迎え入れるマーケットプレイスやギグワークの事業者です。規制対応のためだけでなく、なりすましと不正利用を入口で止めるための仕組みとして設計されています。
Hawk Ai は、株式会社フリーボーンが開発・運営するAIプロダクト群「AI SNS IO」のひとつです。判定の根拠を必ず提示する設計になっているため、コンプライアンス部門が結果を検証でき、事業部門はそのまま運用に乗せられます。承認も却下も、なぜそうなったかを後から説明できます。
主な機能
書類の撮影から足跡の照合、審査キューでの判断までを、ひとつの流れとして提供します。
書類の検証
150以上の国と地域の身分証に対応し、券面の改ざん、印刷のパターン、MRZのチェックサム、ICチップの署名を検査します。判定は数値で返り、なぜその値になったかを画面上で確認できます。
生体認証とディープフェイク検知
自撮り動画から人物の実在(ライブネス)を確認し、身分証の顔と照合します。生成AIによる合成映像や、画面の再撮影による偽装を検知の対象としています。
ソーシャルフットプリント照合
Instagram、LinkedIn、X、TikTok、GitHub など40以上のネットワークの公開プロフィールを特定し、アカウントの年齢、投稿の連続性、写真の一致度を評価します。公開データのみを対象とします。
端末とふるまいの分析
端末の指紋、IPの素性、VPN・プロキシの利用、入力のリズムから、申込の背後にいるのが人間か自動化かを判定します。
制裁リストとPEPの照合
各国の制裁リストと重要公人リストに照合し、該当の可能性を根拠つきで提示します。継続的なモニタリングにも対応します。
審査キューとルールエンジン
自動で判定しきれない申込だけを担当者に回します。判定の根拠が一画面に並び、承認・却下・追加提出の依頼をその場で返せます。しきい値とルールは画面上で編集できます。
導入の流れ
サンドボックスの発行から本番運用まで、標準で約2〜4週間です。
お問い合わせ・サンドボックス
サンドボックス環境をお渡しします。テスト用の申込を無制限に流せるので、実際の判定の粒度と返却されるデータをご確認いただけます。クレジットカードの登録は不要です。
要件の整理
対象となる国と身分証の種類、自動承認の基準、審査担当者の体制を整理します。業種ごとの規制要件があれば、そこから逆算して判定ルールを設計します。
組み込み
Web SDK を1行組み込むか、REST API を直接呼び出します。判定結果は Webhook で受け取れます。組み込み自体は半日程度で完了する想定です。
本番運用とチューニング
運用開始後、誤検知と見逃しの実績を見ながらしきい値を調整します。判定基準の変更は履歴として残り、監査時にそのまま提出できます。
同意と、公開データの範囲
本人確認のためにネット上の情報を参照することは、扱いを誤れば申込者の権利を損ないます。Hawk Ai は、参照する範囲をあらかじめ限定したうえで、その内容を申込者に示す設計になっています。
取得する情報
身分証の券面情報、自撮り画像、端末とネットワークの情報、そして申込者本人が同意した範囲での公開プロフィールです。
取得しない情報
非公開のアカウント、鍵付きの投稿、ダイレクトメッセージ、友人関係の一覧は取得しません。ログインを要する領域には一切アクセスしません。
同意の取り方
何を照合するのかを申込画面で明示し、同意を得たうえで実行します。同意の記録は判定結果とともに保管され、後から提示できます。
本人からの請求
開示・訂正・削除の請求を受け付ける経路と、担当者の閲覧範囲を職務に応じて限定する権限設計を用意しています。閲覧操作自体も監査ログに残ります。
料金プラン
Hawk Ai の公式サイトに掲載されている価格です。米ドル建て、完了した本人確認1件あたりの従量課金で、すべてのプランに書類・生体・端末・制裁リスト照合とソーシャルフットプリントが含まれます。
まずは試したい段階と、これから立ち上げるサービス向けのプランです。月額の固定費はかかりません。
- 書類・ライブネス・端末・制裁リスト照合
- 主要6ネットワークのフットプリント
- Web SDK・REST API・Webhook
- テスト申込が無制限のサンドボックス
月に数千件を処理するチーム向けの標準プランです。ルールと審査フローを自社で設計できます。
- Starter のすべての機能
- 40以上のネットワークと勤務先の照合
- ルールエンジン・フロー設計・審査キュー
- NFC読み取り・住所確認・年齢確認・継続的KYC
- 5ユーザー・優先サポート
規模に応じた単価と、監査・データ所在地の要件に個別に対応します。
- Growth のすべての機能
- マルチテナント管理・SSO/SAML・監査用の書き出し
- データ所在地の選択(EU/米国/アジア太平洋)
- 独自リストと不正情報の共有
- 99.97% の稼働率SLA・専任担当
表示は米ドルです。日本円でのご請求、および国内の規制要件に合わせた構成についても個別にご相談ください。
よくあるご質問
本人確認のためにSNSを調べるのは、法的に問題ありませんか。
Hawk Ai のやり方であれば問題ありません。申込者本人の同意を得たうえで、公開されている情報のみを、本人確認という明示した目的の範囲で参照します。非公開の投稿やログインが必要な領域には触れません。実際の運用にあたっては、各国の規制と自社の規程に照らした確認をお願いしています。
SNSのアカウントを持っていない人は、どう扱われますか。
足跡がないこと自体は不合格の理由になりません。書類・生体・端末の判定で十分な確度が得られれば承認されます。足跡は確度を上げるための材料であり、必須の条件ではありません。
どのくらいの時間で判定が返りますか。
自動で判定できる申込は数秒で返ります。担当者の確認が必要なものだけが審査キューに入ります。実際の所要時間は、対象国と設定したしきい値によって変わります。
既存の本人確認サービスから乗り換えられますか。
可能です。判定結果の形式は既存のワークフローに合わせて調整でき、過去の承認履歴を取り込んだうえで並行運用から始めることもできます。
料金はどのように決まりますか。
完了した本人確認1件ごとの従量課金です。Starter は月額固定費なしで1件 $1.20、Growth は月額 $990 に2,000件が含まれ、超過分は1件 $0.65 です。銀行・取引所など大規模なご利用は個別のお見積りとなります。
データはどこに保管されますか。
Enterprise では EU・米国・アジア太平洋からデータの所在地を選択できます。保管期間の設定、監査用の書き出し、専用環境での提供にも対応します。
まずはサンドボックスで、判定の中身をご確認ください。
テスト用の申込を無制限に流していただけます。導入前のご相談だけでも歓迎です。